今回はキンモクセイの刈り込み時に施しておきたい小さなポイント、についての記事です。
キンモクセイの剪定と言いますと、やはり刈り込み作業によって形を整える事が多いです。
単純に思い切りよく刈り込む、というのもポイントではございますが、やはり肝心な所と致しまして「小枝抜き」がございます。
キンモクセイの頭の部分を普通に刈り込み刈り込みますと、
この様になります。
細かな枝がたくさんありますが、どうしても部分的に太い枝が残り、その切り口が非常に目立ちます。
厄介なのは、
太い切り口からは必ず太い枝が再生される
という事です。
この様な切り口の枝は、付け根から外す事が肝心です。
多くの樹種にも共通する事ですが、仕上がり面には細い枝のみが見える様にする事が、見た目にも生育的にも重要です。
このやや太い小枝を元から外していきます。
鋏は枝の付け根にきちんと寄せていきます。
少しでも元を残してしまうと、早々と同じような枝が復活してしまいますので、きちんと元から断ちます。
細い枝だけは手を付けず、この作業を繰り返していきますと、
この様に明るく軽い仕上がりになります。
頭の部分をこの様に剪定する事は、日光が透けて下の枝まで届くことになり、小さな小枝の生育を促します。
枝が多数重なり合った状態では、長く強い枝だけに陽が当たり、肝心な小枝を枯らせていってしまいます。
また、木の内部の風通しも改善され、病虫害の被害を軽減する事となります。
枝の内部の湿度が高いままでは、夏場は非常に悪い環境となります。
鋸を使うような枝と異なり、剪定鋏で外せる様な枝抜き作業、
是非ご自身で作業される方は意識されると良いと思います。
失礼致します。
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