今回は市川市にて施工を致しました、紅花トキワマンサクの生垣施工のご紹介です。
トキワマンサクは、生長によって枝が伸びた際も、細い状態でいてくれる為に刈り込みがしやすく、慣れない方でも大きな力を使わずにメンテナンスが出来るのが特徴です。
また、季節のより微妙な葉の色の変化を見せ、一面に花を付ける姿も美しいものです。
今回は道路からの目隠しも兼ねた生垣としての施工となりました。
丸太を均一・垂直に据え付けます。
必要な高さの丸太を、均等に割り振った位置へ垂直に据え付けて行きます。
生垣の骨組みは、朽ちるまでは非常に目立つ為、きちんとした作りを心掛けることが大切です。
最初の作業となる丸太打ちは大きく見た目に関わる為、特に気を配って施工します。
竹を釘打ちで固定し、縄で釘隠しの装飾を施します。
竹には遠目で見ると、一方向に曲がっていく特性が解ります。
釘打ちによってまっすぐに矯正出来る向きを選んで打ち付けます。
この向きを考えずに打ち込みますと、釘打ちをしても竹が曲がった状態となりますので重要です。
釘打ちを終え、棕櫚縄で釘隠しを行います。
トキワマンサクを列植し、矯正を兼ねて縛り付けます。
生垣用の植木は幹が柔らかくしなります。
風によって倒れなくするという目的と同時に、真っ直ぐな状態を保って育つように、縛って矯正をします。
隙間の空いている部分は、細かな枝を引いて縛って対応します。
完成した生垣です
各所をチェックして、生垣が完成となります。
水決めによって地中をしっかりと密着させています。
生垣の生長は二年目から勢いをつけます。
生垣の場合、放任しておくよりも、薄くでも刈り込みを入れた方が早く密生してくれます。
ご自身での剪定・メンテナンスを含めてご提案致しておりますので、生垣の設置をお考えの方は是非お問い合わせ下さいませ。
失礼致します。