こちらには既に隣家様からの目隠しとして人工竹垣が設置されていましたが、下部分が空いている形状でしたので、ブロック塀が見えている状態でした。
そこでこのブロック塀を目隠しする為、日陰地でも明るい色を出すキンマサキを使って生垣を施工する事となりました。
植栽したキンマサキは高さ1.6メートル程で、完成時からやや高い部分まで目隠しをしてくれます。
伸びきる前に時折刈り込みを行う事で密度を増し、立派な黄色の壁を形成します。
マサキ類は縦(上)方向への成長傾向の方が強く、横への成長は意外と緩やかな庭木です。
この為頂部さえ刈り込みを行いやすい高さで生垣を作っておけば、マサキはメンテナンスもしやすい樹種とも言えるでしょう。
この後、手前に自然味のある植栽を施します。
生垣設置の後、単幹(一本立ち)樹形のヒメシャラや、イロハモミジを植栽してナチュラル感を感じられるお庭に。
ヒメシャラの奥に見えるキンマサキの生垣がブロック塀をしっかり隠している為、庭の奥まで明るい印象となりました。