K様邸は勾配のついた住宅地の中にあり、周囲の隣家が1段上がった形状になっています。
その為、周囲からは容易に見下ろす事が出来てしまい、尚且つ隣家様が裏手に置いてある物が丁度目線の高さに存在してしまう状況でございました。
当初は植栽のみで目隠しを試みておりましたが、葉が充実するほどこちら側も狭くなってきてしまい、お庭の使い勝手が悪くなってしまいました。
そこでこちらのお庭には、L字型に周囲を囲う樹脂ウッドフェンスを施工させていただく事となりました。
施工を終えた、L字型に囲う樹脂フェンスです。
目隠しの必要のない下部には隙間を空け、無駄な材料を使わないコスト重視の設計になっています。
しっかりと必要箇所を目隠しし、フェンス自体も美しいプライベート感のあるお庭に生まれ変わりました。
目隠しといいましても、フェンスによって風が通らなくなってしまっては環境に悪影響となってしまいます。
そこでこちらのフェンスでは板材の隙間を20mmに設計しており、風通しを妨げない様にしています。
光と風を取り入れられる設計である事がお解かりいただけると思います。
既存の庭木の葉も、スクリーンとして機能する樹脂ウッドフェンスによって美しく浮かび上がり、より美しくなりました。