松戸市のA様邸のお庭はとても広く、形も変則的でした。
変則的な形のお庭はデッドスペースも生まれがちで、庭として活用するのが難しいという事実もあります。
お住まいから見えない部分が多いという事は無駄になってしまう箇所も多い反面、その箇所も含めた広範囲の除草・草むしり作業をご自身で行わなくてはならず、これはとても大変な事と言えます。
施工前のお庭は、非常に根の深い草が生え、芝生も混じっている状態でした。 この草はほとんど木と化しており、スコップで掘り起こしていく必要がありました。 これではお客様ご自身での維持管理は非常に難しいです。
雑草を根こそぎ取り払った後、整地を行って地面を平らに整えます。
整地作業は防草シートと地面の密着において必須であり、後で敷く砂利を均等な厚さにする為にも重要です。
既存の庭木の足元にのみ、新たにグランドカバーとして低木コニファーを植栽します。
これは砂利庭となった際にあまりに殺風景になるのを防ぐ、アクセントとしての植栽と言えます。
化粧砂利である「サビ砂利」を敷き詰めて洗浄を終えたお庭のです。
広々としてサッパリした庭へ生まれ変わり、草むしりの苦労が耐えないお庭が一変しました。
砂利敷きによる雑草対策の注意点として、種が発芽するタイプの雑草はどうしても生育してくるという点が挙げられます。
しかしこの場合の雑草は砂利の中に細根を出している為、土と違ってかなり容易に引き抜く事ができ、砂利面であれば雑草が広がる様に増殖していく事は起こり難いです。
砂利敷きの最大のメリットは雨天の際にも泥が跳ねなくなり、水溜りが出来なくなるという事ではないでしょうか。
歩いた際も靴底に泥が付着する事が無くなり、玄関も汚れなくなるという付加的なメリットもあります。