松戸市のI様よりのご依頼は、強く地表に生育する雑草対策でした。
ドクダミやスギナなど、地中で領域を広げる雑草もやっかいですが、地表を一面に覆うほふく型の雑草も、除草作業がとても大変です。
I様邸のお庭はとても面積が広く、その分雑草の駆除作業がとても大変な事となります。
写真は施工前、冬季の画像ですので枯れ草が目立ちますが、生育期にはお子様の背丈ほどにも育ってしまうとの事でした。
遊具でのびのびお子様が遊べるお庭にする為、今回は小粒のバークチップと防草シートによる雑草対策をメインに施工をさせていただきました。
手前部分は防草シートに錆砂利敷きによる物干しスペースとし、水溜りも出来ない多目的な広場として使える様にしました。
広いお庭に調和する大型縁石によって区切りを付け、残る部分はバークチップを敷き詰めてお子様の遊び場として整備致しました。
防草シートを全面に敷き込み、小粒のバークチップによる優しい踏み心地のお庭となっております。
砂場周辺も空間を広く確保し、お子様が走り回れる楽しいお庭に。
柔らかい地面は寝転んでも、転んでもケガをしにくい安心な遊び場として使う事が出来ます。
滑り台や砂場の下も含め、隙無く防草シートを敷き詰めております。
全面を遊び場にするのも良いのですが、道路が近い事もあり目隠し的な意味合いとお庭のアクセントを兼ねて3本の植木を植栽致しております。
オリーブ、フェイジョア、ソヨゴ、3本の庭木を自由に成長させる事で、ゆくゆくは緑化と目隠し効果もアップしていきます。
お庭の最奥にイエローリーフの低木(ゴールデンモップ)をレイアウトする事で、視覚的に広いお庭を感じる効果が出ます。
左写真:上で述べましたがお庭の一番奥に明るい色の植栽をする事で、庭の奥まで視界に入りやすく、広いお庭をより実感する事ができる様になります。
3本の植木は並んで見えますが、実際はやや前後にずらして配置しております。
植木の生長が進むにつれ、「配置のズレ」がお庭に面白味を出してくれる様になっていきます。
右写真:遊び場と物干し場の境界となる縁石。長さ60センチの大型縁石は広いお庭でのマッチングが良く、割り石感を残した仕上げがお庭を優しい印象に。
カッター切りの縁石やコンクリートですと、長距離に使用した際に無機質な印象となってしまいます。
雑草対策を主軸としながらも、眺めても遊んでも楽しいお庭を作る事が出来ました。
このお庭の施工中の様子は、お庭づくりブログ-松戸市I様邸雑草対策・植栽工事-防草シートと砂利・バークチップによる防草施工の様子にてご覧戴く事が出来ます。