施工前はヒバの木が何本も生えており、年数を経て大きくなり部分枯れも起こしていました。
特にヒバ系統の枯れ枝・幹は腐食しやすく、一見して頑丈そうな枝も簡単に折れて落下する事があります。
また、ヒバ系統の木は根元から傾きやすい特性もあり、道路沿いに植樹されている場合は特に注意が必要です。
今回はこちらの樹木を伐採・抜根処分し、必要最低限の目隠しを担うローフェンスを施工させていただきます。
施工中の様子につきましてはお庭造りブログ-稲毛区O様邸樹脂フェンス設置工事-高台の場所を活かしたローフェンスで目隠しをにてご紹介をさせていただいております。
ヒバを伐採処分して施工された樹脂フェンスの様子です。
高い壁の上に目隠しフェンスを施工する場合は最低限の高さ設計とする事ができ、無駄なくコストを抑えたフェンス施工をする事が出来ます。
ロータイプのフェンスはお洒落な雰囲気もあり、お住まいのアクセントともなる存在感を放ちます。
板材同士に設けられる隙間は最小の10ミリに設計しております。
10ミリの隙間は水平目線からはうっすら視線を通しますが、下から見上げますと面材の厚みにより視線はほぼカットされます。
この程度の隙間があれば風通しを止めてしまう事もなく、同時に目隠し効果も得る事が出来ます。
用途や条件により、この隙間は自在に設計する事が出来ます。
こちらの樹脂フェンスの施工距離は8メートルを越えており、立派な眺めとなっております。
距離が長い程にカラーの個性は強くなるので、カラー選択の際は施工経験も交えてご提案を致しております。
今回の施工箇所におきましては明る過ぎるカラーですとフェンス自体が単体で目立ってしまう事が考えられました為、木質感を感じながらも自然に街に溶け込むカラーをご提案させていただきました。