S様邸の窓の前は土のスペースが設けられており、駐車場との境界の役割も担っておりました。
駐車場と道路はオープンであります為、現状ですと遮る物が何も無く、道路からよく見えてしまう状態でした。
そこで今回はこちらの土スペースへ植木を植栽し、景観の向上と目隠し効果を図ります。
植えられた植栽はソヨゴの株立ちを中心とした常緑樹の構成です。
重い目隠しではなく、視界に葉が掛かる程度に留めた軽やかなスクリーンとなっております。
砂利一色になってしまいません様に、要所へ低木やグランドカバーを植栽しております。
中木~低木で揃えた植栽配置。背も高過ぎず、適度な存在感でまとめております。
同種の植木であれば寄せ植えをして枝が接触しても美しい景観となり、生垣ほどの圧迫感もございません。
低木やグランドカバーの色味が景観に変化を付け、落葉樹のアロニアが全体を柔らかく見せます。
低木はマホニアコンフューサ、グランドカバーには低木コニファーであるゴールデンモップやウィルトニーによって色味を付けています。
シャッターの開閉はもちろん、通常の風通しも妨げない様な適度な空間を取っております。
窓の開け閉めも問題なく行う事ができ、カーテンを開けても植木の枝が適度な目隠しとなってくれます。
植栽を施さない部分へは防草シートと砂利敷きによる雑草対策を施しており、雨による泥跳ねや草むしりに悩まされる事も無くなりました。