庭石と言えば和風、というイメージを持たれる事が多いですが、近年では庭石によってナチュラルな雰囲気を出す、といった使い方が主流です。
今回の施工例の様に庭石と芝生を組み合わせる事で、作り込み過ぎた様なイメージをなくし、洋風でありながら自然味を感じられるお庭を実現できます。
こちらのお庭の施工の様子はお庭づくりブログ-松戸市A様邸造園工事 庭石を使った芝生ガーデン造りにてご覧いただく事が出来ます。
芝生を区切る曲線ラインは縁石によって形を付け、途中で庭石によるラインへ切り替わります。
庭石は洋風の庭へ自然味を加え、いわゆる洋風ナチュラルな庭づくりに活躍します。
植栽はヒメシャラ、ジューンベリー、ヤマボウシ等、均等株立ち樹形の庭木を使い、中央や物置脇には常緑樹をレイアウトしています。
洋風常緑樹の代表格であるオリーブは柔らか味も楽しめ、フェイジョアは強い目隠し効果も発揮してくれます。
芝生や下草と自然石のマッチングは、植物が自然の中で自生した様な優しい景観を作り出します。
曲線デザインを施した縁石には、より曲線を強調してくれる低木を寄せ植えして整えました。
フェイジョアなど常緑樹の植栽による目隠しポイントを背景に、お庭のシンボルとなるヒメシャラなどの落葉樹が活き活きと感じられるデザインに。
お住まいより見下ろすと、芝生ラインの美しさをよく感じられます。
隣家の窓の位置に合わせた目隠し植栽を背景に、花や実、紅葉を楽しめる植木をテンポよく配置しております。
低木であるサツキ・ツツジは造形面でも大切な存在ですが、一面に咲かせる花は洋風ガーデンによく似合います。
庭のデザインはあらゆる角度を意識した植栽配置が大切ですが、やはりお住まいから眺めた時の美しさを優先したいものです。
ちょっと華やか過ぎる洋風ガーデンはお好みでない、そんな方は是非ご参考にしていただきたい施工例です。