港区タワーマンションのルーフバルコニーにて、簡易施工で和の風情を味わう坪庭風の空間を施工致しました。
■ 既存ウッドデッキを防汚資材、木材等で保護した上に施工致しております。
■ バルコニーとして使用するエリア、避難ハシゴに干渉しない設計となっております。
■ 手水鉢は既製品を使いながらも、周囲を手作りする事で自然に溶け込みます。
バルコニーで和の風情を感じる小庭です。
水中ポンプを内蔵した手水鉢を庭石組みに馴染む様に設置し、水落ちの音を楽しめる様になっています。
マンションバルコニーでの庭づくりでは現状復帰時の撤収に対応しておく必要があり、簡易的な作りである事も求められます。
土の為土や植栽を使用せず、灯籠や庭石、ゴロタ石、砂利でまとめたシンプルなお庭ですが、鉢物の植物を添える事で緑も楽しめるデザインになっています。
背景に施工した垣根はバルコニー壁の高さに留めてあり、強化テープや仮結束による丈夫な施工です。
客土や植栽を行わない代わりに、鉢物を置き替える事で季節ごとに様々な表情を楽しむ事が出来ます。
この様なシチュエーションにて風情を楽しむ鉢物と致しましては、山アジサイ、風知草、ギボウシなどがお勧めです。庭石は鳥海石、岬灯籠は御影石です。