H様邸にはもともと人工竹垣が設置してありましたが、今回は弊社により竹垣の延長をさせていただく事となりました。

今回施工の人工竹垣は高さを必要とする目隠しが目的ではなく、背後にございます古いブロック塀を目隠しする為の設置となります。
和風目隠しフェンスとも言える人工竹垣により、暗くなりがちな庭の奥まで明るい景観になりました。

 

人工竹垣でブロック塀を目隠しをした様子

人工竹垣でブロック塀を目隠しをした様子

人工竹垣は背後のブロック塀よりもやや高ければ十分でありますので、最低限の高さ(1,150mm)での設計となりました。
竹垣は薄いサイズで設置する事ができ、お庭を狭くしない事がお分かり頂けると思います。

 

既存庭木の奥を明るく見せる人工竹垣

既存庭木の奥を明るく見せる人工竹垣

御簾垣タイプ特有であります、優雅に横方向へ流れる垣根の景色です。既存の庭木はサツキの刈り込みやタイサンボクなどが植わっており、お庭の奥はやや暗くなります。ですが明るい色彩を持つ人工竹垣を設置致しました事で、隅々まで明るく見えるお庭となりました。 背後の古い塀が見えなくなるだけで、何気ない空間も庭園らしさが漂います。

 

背の低さも感じさせない繊細な目隠し

背の低さも感じさせない繊細な目隠し

背景が人工竹垣になる事で庭木の幹やナンテンの葉が浮き上がり、美しく見える様になりました。竹垣の高さは人の背よりも低い設計ですが、そのサイズを感じさせない繊細な仕上がりが魅力です。
今回は横幅1,600mmのサイズを5スパンに渡って接続しており、景観的にも完成度の高い施工になった事と思います。

こちらの様に人工竹垣は自由なサイズで設計ができ、必要最低限の目隠しを行う事にも向いております。
和風の目隠しフェンスとして、是非取り入れてみては如何でしょうか。

この施工例に関連するおすすめコンテンツ

人工竹垣とは?和の魅力や種類、構造や目隠し効果についても解説します
人工竹垣とは?和の魅力や種類、構造や目隠し効果についても解説します
お庭を目隠しするメリットと、フェンスや垣根、生垣等の対策方法もご紹介
お庭を目隠しするメリットは?フェンスの種類や目隠しの設計方法、設置注意点も解説します