N様邸の外周には既に目隠しのフェンスが設置されておりましたが、有効目隠し高が低い事をお悩みになられておりました。
そこで今回は既存フェンスの目隠し高を補充する形にて、積み上げの少ない人工竹垣を施工する事となりました。

既存フェンスの上部を補充する人工竹垣

既存フェンスの上部を補充する人工竹垣

既存フェンスの上部へ設置した人工竹垣は、積み上げ高を30cmに抑えたシンプルな設計となっております。
目線対策を最優先する場合とは異なり、お住まい周りに置いた鉢植え等を見え難くする為の対策となっておりますので、この様な積み上げサイズでも十分に目隠し効果を得る事が出来ます。

 

本数の少ない積み上げでも上品な雰囲気に

本数の少ない積み上げでも上品な雰囲気に

人工竹垣は上端に胴縁材(横方向の骨組み)を取り付ける場合が多いのですが、こちらの様に上端は人工竹のみで仕上げる事もあります。こちらの様に積み上げ高が低い場合は胴縁材が無い方が軽やかで美しく、パネルの様に見えてしまう事を防ぐ事が出来ます。
この為、最上部には針金による結束を施しており、これにより人工竹が上から抜けてしまう事を防ぎます。
横幅の長い設計は人工竹垣を優雅に見せ、少ない積み上げでも美しい景観を生み出します。

 

圧迫感の無いシンプルな外観

圧迫感の無いシンプルな外観

人工竹垣の設計におきましては、必要な目隠し高から人工竹の必要本数を割り出し、アルミ部材と組み合わせて必要な材料だけを使用致します。
この為、人工竹垣のサイズは無限に設計をする事ができ、設置箇所に合わせた無駄の無い形状にて施工をする事が可能となります。
少しのアクセントから大規模な目隠しまでご対応をさせていただく事が出来ますので、人工竹垣をご検討の際はお気軽にイメージをお伝え下さいませ。

この施工例に関連するおすすめコンテンツ

人工竹垣とは?和の魅力や種類、構造や目隠し効果についても解説します
人工竹垣とは?和の魅力や種類、構造や目隠し効果についても解説します
お庭を目隠しするメリットと、フェンスや垣根、生垣等の対策方法もご紹介
お庭を目隠しするメリットは?フェンスの種類や目隠しの設計方法、設置注意点も解説します