お庭づくりのご依頼をいただいた際、メインとなるのは雑草対策の施工でした。
広いお庭の全面から雑草が生えている状態であった為、今回のデザインは雑草が生えないエリアを広く設け、植栽エリアは最低限とする方向となりました。
庭づくりのコンセプトとしては、
- 隣地との境にさりげない印象のウッドフェンスを施工
- お庭には防草シートや舗装、砂利敷きを施して雑草対策を
- 植栽エリアは最低限に、目隠しと自然味を楽しめる様に
この様になっております。
旺盛な成長をする雑草への対策をメインとしながら、洋風のお庭を施工させていただきました。
道路からは洋風平板とウッドフェンスの景色が見え、その直線模様と植栽の柔らかみが調和する風景となっております。
植栽はヤマボウシをシンボルツリーとしており、物置隠しとしてシラカシもレイアウトしております。
植栽エリアの区切りとなる縁石は平板と同じ高さにして、お庭全体をフラットな印象に。
植栽部分を形成する縁石は長さ60センチの大型で、平板の大きさにバランス良くマッチする様に選んでいます。
グランドカバーは低木コニファーを寄せ植えしており、密生すれば雑草の生育も抑える力を持っています。
柔らかな落葉樹の足元を濃厚な緑色が引き締める組み合わせです。
平板~砂利~縁石までフラットに収めた歩きやすいお庭です。
グランドカバーは「ほふく型」とし、雑草対策にも心強い品種を植栽しております。
秋にはヤマボウシやブルーベリーが見せる紅葉が、美しくお庭を彩ってくれる事でしょう。