E様邸の玄関アプローチには、細長い花壇が設置されておりました。
こちらの花壇は隣家様との境界となっており、植木を植えないでおりますと隣家様の窓がよく見えてしまう状態となってしまいます。
そこで今回は、目隠しの必要な部分へ植栽を施し、それ以外の部分はメンテナンスフリーとなる様に雑草対策を施工させていただく事となりました。 雑草対策は透水性舗装の上に錆砂利を敷き均す仕上げとなっております。
隣家様の浴室とリビングの窓の前へ、軽い目隠し対策として常緑樹のフェイジョアやソヨゴを植栽しております。
中央部分は給湯器の熱風が排出される為、影響を受けない低樹高のヒメシャリンバイでアクセントを。
それぞれの植栽の足元を小島風にグランドカバーを配植し、小気味よいテンポを感じられるデザインに。
目隠し対策である事を感じさせない、自然で優しい植栽となっています。
左写真:玄関の手前に植栽が重なり合うだけで、お住まいの印象が優しいものに変わります。 葉の形状や色味はもちろん、背の高さも異なる3種の植栽を配する事で、より立体的な緑の空間を演出する事が出来ます。
右写真:隣家様との境界が植木によってより明確になるのがお解かりいただけると思います。境界と申しましても、隣家様にとりましても気持ちの良い風景を作る事で、嫌味の無い区切りとする事が出来ます。
シンボルツリー的な存在となるのは株立ちのソヨゴです。自然体で適度な透け感を持ち、圧迫感の無い植栽としてアプローい沿いにおすすめな庭木です。
ヒメシャリンバイはほぼメンテナンスの手間が掛からない庭木であり、フェイジョアは剪定次第で自由に樹形を維持しやすい庭木と言えるでしょう。
立ち木植栽の足元はブルーパシフィックによるグランドカバーとし、中央は下草類を植栽する事で変化を付けます。
錆砂利の下は透水性舗装(固まる土)を施工しておりますので、雑草の発生はもちろん砂利の沈み込み等も起こりません。
植木の足元に効率よく空間を設ける事で風通しも良くなり、病虫害の抑制にも繋がります。
門柱までの空間は、一時的な荷物置場として使える様に広く空間を空けております。
以前は雨による泥はねがございましたが、舗装と砂利による仕上げにより常に清潔感のある場所になりました。
こちらの植栽・雑草対策工事の様子につきましては杉並区E様邸、花壇への植栽・雑草対策工事の様子にてご覧いただく事ができますので、併せましてご参考くださいませ。