土が山盛りになり、雑草の繁茂にお悩みであった専用庭へ、雑草対策を行った庭リフォームの施工例です。
手頃な面積の専用庭であれば管理もしやすいのですが、今回の様に広い場合はご自身での管理は大変なご苦労となります。
施工前のお庭の様子ですが、前居住者様による枕木や庭石が放置され、山盛りになった土から雑草がかなりの勢いで生育するお庭となっていました。
今回はお庭の雑草を一掃、資材も全て搬出し、土に埋もれている庭石や敷石のみ、新たに据え直してお庭に活かす事となりました。
隅々まで防草シートを施工し、砂利敷きによって雑草対策をされたお庭の様子です。
施工前に比べ、視覚的にお庭が広く見える様になりました。
防草シートと砂利敷きによる徹底した雑草対策によって草むしりから開放され、鬱蒼とした専用庭が風通しの良い大空間に生まれ変わりました。
お庭の中に配された敷石は、施工前にほぼ埋まっていた物を据え付け直して使用しました。 向きは規則的に、配置はランダムに据え付ける事で、石庭の雰囲気を演出します。
以前は庭の土に埋もれていた庭石は景石としてレイアウトを行い、石庭の様な静寂を演出しました。
サイズは小さな庭石でしたが、大きさや形を吟味して配石して上品なお庭としました。
庭石は、僅かな据え付け調整が表情を左右します。
少しの工夫が庭石に陰影を付け、単体では出せない立体感や存在感を醸し出します。
部分的に伊勢ゴロタ石で流れ模様を作り、枯山水の様な動きを感じるお庭と致しました。
石庭は掃除以外のメンテナンスが一切必要無い事も、嬉しいメリットと言えるでしょう。