レンガの隙間から雑草が生える古いお庭を、和風の雑草対策施工でリフォーム致しました。
中古戸建て住宅にお引越しをされたK様でしたが、面積の広い古いお庭にとてもお困りでした。前の居住者の方がDIYでお庭全面にレンガを敷き詰めており、それらが傾き僅かな隙間を空け、慢性的に雑草がはびこる状況でした。 この様な生え方をした雑草を根ごと取り去るのはほぼ不可能であり、全面的な改修リフォームが必要となってまいります。
施工前のお庭の様子です。除草剤を全体に何度も散布するしか方法が無い為、あらゆる植物にも良くありません。これらのレンガを全て処分し、既存の池に合う和風のお庭リフォームを行います。工事の主軸は雑草対策となります。
雑草対策施工も、造園技法を活かす事で奥行きを感じるお庭に。
上の写真と同じ角度の施工後の様子です。 全面に簡易舗装(固まる土)を施工し、歩行部分として御影石の敷石でアプローチを施工しております。舗装の区切りは自然石組とし、遠くに織部燈篭を据え付ける事で遠近感を演出致しました。
ヤマボウシ越しに見え隠れする灯篭が和の風情を醸し出します。 非常に歩きやすく、雑草に悩まされる事もないお庭へ生まれ変わりました。
固まる土と敷石アプローチの兼ね合い。アプローチ部分の先端だけは舗装部とフラットとし、つまづく危険性を低減しております。飛石につきましても角の丸い物を選んで使用致しました。