こちらのオフィスビル様はエレベーターへ向かう途中に空間が設けられており、ここから古い塀が見えてしまっている状態でした。
こちらの空間へは坪庭の施工をさせていただきましたが、この庭のスクリーンと目隠しを兼ね、人工竹垣を設置しております。
こちらでは背景となった人工竹垣の施工例としてご紹介をさせていただきます。
坪庭部分の施工例につきましてはこちらをご覧下さいませ。
人工竹垣の高さは隣接する塀とほぼ同じに設定しており、高過ぎず爽やかな空間を演出します。
横方向の人工竹を積み上げる御簾垣タイプは伸びやかな雰囲気を作り出す為、横幅の広いお庭に見せる効果があります。 やや陽も差しにくくグレー調の色に囲まれた空間でしたが、人工竹垣によって明るく暖かみのあるお庭になりました。
こちらの人工竹垣は背面だけではなく、景観性と防犯性を兼ねたコの字型の形状に設計しております。
人工竹垣は柱の数が通常のフェンスよりも少なく、ほぼ直角のコーナーであれば1本の柱によって角部分を担う事が出来ます。
ですのでこの様な狭小部のコーナーでもスッキリと接続する事が可能となります。
背景として組まれた竹垣は、空間自体を装飾する効果があり、何も無い場所にも風情を感じさせる力があります。
こちらの坪庭は灯篭と竹のフェイクグリーンのみでデザインをしておりますが、それらが人工竹垣を背景としてくっきりと浮かび上がる様になります。その引き立ち方も強過ぎず、あらゆる物を上品に見せる効果を得る事が出来ます。