主庭ナチュラルガーデンとお住まい裏手を結ぶ、木立の中のアプローチです。
■ 既存樹木の存在を大きく活かし、自然風景と一体に
■ 緩やかなカーブと傾斜を持つ園路は、計算的要素を用いず目視によって施工
■ 園路左右は乾燥に強めの植物で包んでおります。
左写真:庭の階段から小道への繋ぎ部分です。歩きやすく、見た目も自然風に施工する為、特にチェックを多く行いました。
右写真:計算的要素は一切用いず、目視によって曲線と傾斜を形付けていきます。自然風素材を更に柔らかく見せます。
左写真:既存の樹木により、日向と日陰が混在する場所ですので、植栽の品種は特に考慮します。 それぞれの植栽の成長を視野に入れてお庭に配置していきます。
右写真:形が整ってきた小道の様子。階段へ向かいながら、自然風の庭を小高い位置から望む事ができます。植栽もメンテナンス性の良い物を選びました。
庭の階段を上がった所からの眺めです。奥行きを感じさせる傾斜と曲がりを大切に施工した小道です。 自然風素材を使用した為、植栽とよく馴染みます。 右部分はお住まい横の通路として間隔を空けてあります。
反対側から階段の方向を眺めた様子です。既存の樹木が引き立ち、小さな植栽もお庭の中で大切な役割を担っています。自然風の小道の奥へ進み、階段からナチュラルガーデンへ降り立つ事が出来ます。
小道を歩きながら主庭方向を眺めた様子です。大きな樹木をくぐりぬけ、庭に備えられた階段へ向かいます。階段部分と同様に透水性舗装によって施工しております。自然風ながら掃除もしやすい庭づくりが大切です。
既存の樹木を活かして造園施工を行う事で、時間の経過と共に周囲の自然風景に馴染むお庭へ変化していきます。庭の通路を残し、後は自然に任せるナチュラルガーデン。
植栽の品種の選択はもちろん、環境や将来のお庭の姿を考える事で作り出す事ができます。住宅地のお庭でのナチュラルガーデン施工におきましても、大切な技術の一つであると思います。