A様邸におかれましては、予め庭の緑を室内より望む設計がされており、高木を眺められる窓が効果的に備えられておりました。
リビングには天井高まで届く高窓、1.5階の書斎にもL字型に窓が備えられ、緑を身近に感じられる為の工夫が随所に凝らされております。
こちらのお庭の施工中の様子につきましてはお庭づくりブログ-市川市A様邸造園工事-植栽配置を設計されたお住まいでの庭造りにてご紹介をさせていただいております。
落葉樹のナチュラル感を活かす、メンテナンス性に優れた洋風ガーデン
リビング前のウッドデッキ正面に配された植栽の配置。
ウッドデッキ廻りの空気を滞留させない様に、植栽との間には広めの空間を確保しております。
1部分のみデッキに添える様にヤマボウシの高木を配しており、この部分は庭木との一体感を感じられる様になっております。
植栽箇所以外は入念な雑草対策を施工して、歩きやすいお庭に。
A様邸にて植栽をさせていただきました落葉樹におきましても、通常通り本株物となっております。
常緑低木樹や下草ラインにて植栽との境界を作り、目にも鮮やかなコニファー系グランドカバーをポイント的に植栽するデザインに。
お庭の一番奥には常緑樹であるシマトネリコをレイアウトし、ブロック塀を隠して緑溢れる雰囲気を作ります。
植栽がお住まいと一体に感じられる雰囲気に
高窓や1.5階より眺められる高木の植木は、3.5~4メートルの物をご用意。
ヤマボウシ、ヒメシャラのそれぞれ同品種を接近させた植栽配置なっており、自然に枝が絡んだり接触した際も自然に感じられる様になります。
同種の落葉樹が一体化した姿はいわゆる木立の様な風景となり、時間だけが作り出せる雰囲気となっていきます。
落葉高木が連なる木立の様な雰囲気とお住まいが一体となった眺め。
あらゆる窓から木々の存在を感じられる設計により、私共のご用意致しました植木の存在感もより高まります。
夏場は多少の葉焼けが懸念されますが、致命的となる「根元付近への直射日光」が当たらない配置となっている為、水遣りにて傷みをカバー出来る事と想定致しております。
最上部に見えておりますベランダにはプランター植栽を施工させていただきました。そちらにつきましてはお庭の施工例-市川市A様邸 パウダールーム窓に添えたプランター植栽にてご覧戴く事が出来ます。
軒下テラスは石肌をイメージした洋風平板を
軒下となる部分には洋風ペイピングを施工し、多目的なお庭に仕上げております。
テーブルはもちろん、サイクルや鉢植えを置いても絵になる空間となっており、こちらの部分は玄関に備えられた窓から眺められる設計となっております。
平板のカラーはお客様のお好みより着色感の少ないカラーとしており、シックで上品な雰囲気になっています。
向こう側の植木の緑も引き立って見える事がお解かりいただけると思います。