こちらの施工例は目隠しの樹脂フェンス設置を主な目的としていますが、少しだけでも草花を楽しむスペースとして小さな花壇を施工しています。
また、空白となる部分は防草シートと砂利敷きによる雑草対策を施しており、無駄のない快適な庭への総合リガーデンとなりました。
隣地からの目線をカットする樹脂フェンス
リビング前に施工をさせていただきましたのは、目隠し高さ1.8mを確保した樹脂フェンスです。
高さは1.8m、幅も4mございますので、圧迫感を感じない様に明るめのブラウンカラーを採用致しました。
空間部となっております箇所は全て防草シートを敷設し、錆砂利によって明るいお庭に仕上げております。水溜りも出来ない快適なお庭に。
花壇は奥行きを控え目にした実用的なデザインに
木目調のコンクリート縁石に庭石組みを合わせた花壇デザイン。
既存のヤブランを移植してナチュラル感を出し、生育の緩やかなソヨゴの植栽で風景を締めます。
最奥部にはこちらも生育の緩やかなヒメシャリンバイを植栽。
双方共に濃緑色の色彩を持ち、少ない植栽数でも存在感を発揮する植栽レイアウトにしております。
小さな花壇や石組みでも造園技法に忠実な施工を
既存のマスが砂利下に埋まらない様に、こちらでは嵩上げ処置を施しております。
小さな庭石ならではのカーブ組みにより、マスを自然に避けた花壇に。
庭石の持つそれぞれの小さな窪みや突起を隣同士で合致させつつカーブ状の組み付けを行いつつ、それぞれの庭石が高低差を持った仕上がりになる様にしています。
基本に忠実な石組みが、花壇の仕上がりに大きく影響してまいります。