茶事の為の蹲と、庭の奥へ上がる階段を備えた回遊二段構造の和風の庭
■ お客様のご要望にお応えし、和室~つくばい周りは茶事の際の使い勝手を考慮致しました。
■ 蹲の背後には、天然竹による建仁寺垣を設置してスクリーンに。
■ 地表は土のままの仕上げとした事で、飛石の風景も柔らかく自然な仕上がりに。
■ 小さな階段を上がって入る事ができる庭の奥に、御影敷石をテラス風に施工しました。
茶事の為の蹲に、お住まいへ上がる飛石の渡り。無駄の無い上品な和風のお庭を。
枝折り戸からつくばい、和室までの風景です。建仁寺垣を抜けてつくばいを使い、和室へ上がるお庭です。
植栽は少なめに、落葉樹を使用せずにまとめてみました。 飛石は全て鞍馬石を使用しました。
織部燈籠の左右には葉数の少なめな常緑樹を、足元にアセビを植栽し、下草には野趣ある柔らかな品種を。役石には面の効いた木曽石を使用致しております。
お庭の中には大谷石の小さな階段を施工。奥には御影石テラスが広がります。
左写真:庭の奥へ上がる階段です。大谷石を積み上げ、自然感を出す様に鳥海石で囲みました。 左手の植栽はバーハーバーです。
右写真:奥へ上がると、ヒメシャラとシマトネリコに囲まれた御影石のテラスになっています。お庭を歩く為の物でもあります。