半日陰のお庭を下草類が彩り、小さな庭石が自然味を演出するお庭をデザイン致しました。
■ 造園施工前の暗いイメージを無くす為に、明るく柔らかい植木を植栽。
■ 陽の当りにくい部分を下草類の植栽で柔らかく、四季折々、自然な表情を。
■ 半日影の植栽部分とは対照的に、砂利部分は明るく、より広く見せております。
風の取り入れ尾を重要視し、お住まいとの距離を適度にとったお庭です。
歩行のしやすさを考慮しますと、敢えて通路を施工しない方が良い場合がございます。
お庭でつまづく危険性も少ない、平らな砂利スペースを出来るだけ広く施工させていただきました。
ヒメシャラやジューンベリー、イロハモミジを無造作に植栽し、お住まいから木立を感じられる風景に。
お住まいからお庭を見下ろした様子です。
やや小高い位置からお庭を眺めると、より立体感を感じる事が出来ます。
低木類も紅葉や落葉をしますので、冬季のお庭は全く違う表情を見せてくれます。
立ち木の植栽は花や実も楽しませてくれます。
ヤブランや風知草がもたらす優しいナチュラル感が心地良いお庭です。
紅葉や結実はもちろん、お庭の細かい部分の随所に小さな自然味を見付ける事が出来ます。
自然風のお庭を作る際、やはり難しいのは生活に必要な「空間」をきちんと取り入れる事だと思います。
歩行部分、通風の余裕を持っておく事で、メンテナンス性や庭木の健康状態も向上します。
この様に庭木の枝葉が溢れるガーデンデザインを行う際は、まず歩行部分やお住まい周りへ空間を作っておく事が前提となります。
暮らしやすさと手入れのしやすさ、これらは是非庭のデザインにあらかじめ取り込んでおきたい所です。