一坪サイズのスペースに枯山水の小さな和庭を施工するにあたり、まずは隣家を目隠しする必要がありました。
作庭コンセプトは和風でありますので、お庭の趣を最大限に演出する為、人工竹垣を設置させていただく事となりました。
隣家は外壁がお庭から非常に近く、電気メーターなども設置されておりますので、今回は目隠しの有効高さを1.8mに設定。
お庭の背景としてはもちろん、植木の存在感を高める為の人工竹垣の位置付けとなります。
左写真:枯山水の小さな和風の庭に溶け込む人工竹垣。御簾垣タイプの組み上げを行っており、細竹の積み上げが繊細な仕上がりとなっております。隣家を隠す事はもちろん、垣根の明るい色合いが庭の隅々まで明るく見せてくれる事がお解かりいただけると思います。
右写真:何も無い「空間」にも和風の風情を感じさせてくれる垣根の表情。アオダモの幹周りの空間も充実し、垣根のスクリーン効果によって繊細な枝葉もはっきりと浮かび上がります。この人工竹垣があれば、葉の落ちた冬季におきましても植木の存在感が薄くなる事はございません、葉の無い枝もしっかりと浮かび上がる為、冬季独特の樹形を楽しむ事が出来ます。
お庭部分のご紹介につきましては一坪の中で流れ(枯山水)と和風ナチュラルの融合を感じる小庭-台東区A様マンションエントランスをご覧下さいませ。