T様邸のお庭の境界は隣家の庭に面しておりましたが、新たにアパートが建築され、お庭がアパートの出入り口に面してしまう事となりました。
そこで弊社へ目隠しのご相談をいただき、今回は和の風情を感じられる人工竹垣によって目隠しをする事となりました。
施工を致しました人工竹垣は、目隠し有効高1.8m、幅は8mに渡って設置されております。
ウッドデッキの真横はもちろん、少しお住まい外壁まで被せる程度まで距離を出しており、斜めからの目線にも対応をいたしております。
ウッドデッキは物干しとしても利用される場所ですので、確実な目隠しが欲しい箇所でもあります。
左写真:こちらの人工竹垣に使用の竹材はイエローカラーですので、暗くなりがちな日陰も明るく見せる効果があります。
色合いの明るさが竹の繊細さをより浮き上がらせてくれますので、人工竹の見せる横線の美しさを感じる事が出来ます。
右写真:過去に弊社が植栽を致しましたアラカシは目隠しとしての役割を持っておりましたが、今回の垣根作りによって強い目隠し効果は必要なくなり、枝透かしによる剪定を行う事が出来ました。
丈を無理に詰めず小枝を泳がせる剪定は、風通しも良く幹模様が美しく浮かび上がります。背景の人工竹垣が庭木の輪郭をくっきりと浮き上がらせており、より風情を感じられるお庭となりました。